磯部氏居館跡、下段遺跡、山手森谷上分遺跡、大井家ノ下モ遺跡


遺跡紹介

磯部氏居館跡

景石城跡の北西、磯部氏屋敷跡が所在する尾根の先端部、標高131mに立地。9m以上の長棟東西建物とその北側に鍛冶炉及び金床石が見つかった。

下段遺跡

野坂川中流域、下段集落の東側に立地する。弥生時代後期から古墳時代前期の土器を中心に遺物が出土し、溝状遺構や土坑、ピットを検出している。

山手森谷上分遺跡

郷原集落から東へ約600mの丘陵上に立地する。古墳時代中期から後期にかけての竪穴建物跡2棟や近世以降の畝状遺構などを検出している。

大井家ノ下モ遺跡

佐治川右岸の河岸段丘上に展開する集落遺跡。大井千軒跡と呼称されてきた歴史ある土地で、この度の調査では古代から中世の多くの土器類や木製品等とともに溝状遺構、土坑、ピット状遺構等を検出。また、弥生時代中期から古墳時代前期にかけての土器類も多く出土したほか、僅かながら縄文時代晩期の土器や石器類も出土。

山手地ユノ谷上分遺跡、広西大谷遺跡、曳田小寺遺跡、片山林立遺跡


遺跡紹介

山手地ユノ谷上分遺跡

平成28年度調査の山手古墳群の展開する丘陵裾の小谷部に立地する集落跡。古墳時代後期の多くの遺物のほか、竪穴建物跡や段状遺構、落とし穴を含めた土坑、ピット状遺構を検出。

広西大谷遺跡

南広西集落後背丘陵、標高88mの北東緩斜面に立地する。果樹園造成時に改変を受けるが、弥生時代後期後葉の袋状貯蔵穴がまとまって見つかる。

曳田小寺遺跡

2016年度調査に引き続き県道杣小屋曳田線(曳田工区)道路改良事業地内に所在する発掘調査を行った。調査の結果、近世の杭列4条と石垣1箇所、土坑1基、中世の溝状遺構1条、土坑1基、ピット64基、古代の耕作溝状遺構、道路状遺構を検出した。調査地西側で検出された波板状凹凸面を呈す道路状遺構は調査区外に延びて行くものと予想され、周辺に古代~中世の遺跡の存在が明らかになった。

片山林立遺跡

標高334mの霊石山山頂部に広がる遺跡。平成20年度調査で縄文時代の落とし穴が見つかっている。