千代川支流八東川から分岐した私都川の南岸、標高58mの水田に立地する。調査地は東側一帯に想定される本体集落の縁辺であったと考えられる。縄文晩期~古墳時代後期にかけて多量の礫が堆積する状況が古代で落ち着き、遺構が形成されている。

調査地遠景(南西上空から)

調査地遠景(南西上空から)

調査地全景(南東から)

調査地全景(南東から)

遺跡名 奥谷深田遺跡
所在地 八頭郡八頭町奥谷字深田
調査期間 令和3年10月8日~令和3年12月23日(現地調査) 
調査面積 310㎡
遺跡の種別 散布地
主な時代 古代
主な遺構 土坑、溝状遺構、ピット、自然流路
主な遺物 須恵器、土師器、弥生土器、縄文土器、木製品
特記事項 自然流路埋没層から縄文・弥生・古式土師器出土。
文献 『奥谷深田遺跡』2022年12月刊行予定