露谷川下流域の水田地帯に所在しています。今回の調査では、古代山陰道の一部と思われる道路盛土を検出し、さらに盛土内から敷葉・敷粗朶工法を確認しています。出土遺物は縄文土器や弥生土器、土師器、須恵器等のほかに木製品や木製祭祀具も出土しています。

調査地周辺上空から北西側を望む(左下の丘陵裾が調査地)

調査地周辺上空から北西側を望む(左下の丘陵裾が調査地)

掘下げ状況(西から)

掘下げ状況(西から)

遺跡名 善田傍示ヶ崎遺跡
所在地 鳥取市青谷町善田地内
調査期間 2020.11.16~2021.02.05(現地調査)
調査面積 120㎡
遺跡の種別 祭祀遺跡
主な時代 古代、縄文時代
主な遺構 自然流路
主な遺物 縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器、土玉、木製祭祀具、田下駄、杭
特記事項
文献 令和3年度報告書刊行予定