野坂川中流域、下段集落の東側に立地する。弥生時代後期から古墳時代前期の土器を中心に遺物が出土し、溝状遺構や土坑、ピットを検出している。

下段遺跡調査地遠景(北西上空から)

下段遺跡調査地遠景(北西上空から)

SD01平面(南東から)

SD01平面(南東から)

遺跡名 下段遺跡
所在地 鳥取市下段
調査期間 令和元年11月5日~令和元年12月27日(現地調査)
調査面積 358㎡
遺跡の種別 集落遺跡
主な時代 弥生時代後期から古墳時代前期、古代
主な遺構 土坑6基、溝状遺構1条、ピット13基
主な遺物 弥生土器、土師器、須恵器、陶磁器類、石製品
特記事項 調査例の少ない野坂川中流域の発掘調査事例として貴重な資料と言えるだろう。
文献 令和元年度3月『下段遺跡』刊行