千代川の左岸下流域、標高6~7mの沖積平野に広がる。これまでの調査で古代や中世の遺構や遺物のほか、僅かながら縄文土器も出土している。今回、掘立柱建物、井戸、土坑、溝状遺構、ピットのほか、大量の須恵器・土師器を含む祭祀土坑が見つかった。

調査地遠景(南上空から)

調査地遠景(南上空から)

E区SE-01検出状況(北東から)

E区SE-01検出状況(北東から)

遺跡名 宮長竹ヶ鼻遺跡
所在地 鳥取市宮長
調査期間 令和5年8月3日~令和6年3月7日(現地調査)
調査面積 2,250㎡
遺跡の種別 集落遺跡
主な時代 古墳時代後期~古代、中世
主な遺構 掘立柱建物、井戸、土坑、溝状遺構、ピット
主な遺物 土師器、須恵器、瓦質土器、陶器、木製品、竈、砥石、古銭
特記事項 宮長竹ヶ鼻遺跡の範囲において中心的エリアと思われる。
文献 『宮長竹ヶ鼻遺跡』2025年3月