湖山池東岸の国史跡布勢古墳(全長60m前方後円墳)の南西、標高21m前後に立地する。令和4年度調査地の北隣接地。
古墳時代前期の竪穴住居や溝状遺構、ピットなどが確認された。11、12世紀代の土師器底部糸切りの坏や鍋なども出土している。

調査地遠景(北東上空から)

調査地遠景(北東上空から)

調査地全景(北から)

調査地全景(北から)

遺跡名 布勢遺跡
所在地 鳥取市布勢
調査期間 令和6年7月2日~令和6年9月6日(現地調査)
調査面積 136㎡
遺跡の種別 集落遺跡
主な時代 古墳時代前期、平安時代後期
主な遺構 竪穴住居、土坑、溝状遺構、ピット
主な遺物 弥生土器、土師器、須恵器、白磁、石斧、土玉
特記事項 丘陵斜面を段状に加工し溝状遺構を設けて利用。
文献 『令和6年度布勢遺跡』2025年3月