今日、鳥取市歴史博物館令和6年度共催展「とっとりのお宝おひろめ」展が開幕しました。令和5年度に新規指定された鳥取県の文化財、およびその関連資料を展示しています。
令和5年度は、三徳山三佛寺の神像10躯および勝手権現騎馬像はじめ2体の男神騎馬像、齋尾家住宅、根本幽峨の「絹本著色琴棋書画図」、名和神社文書が鳥取県の指定保護文化財に、「山陰における口承文芸の記録」(童話・民謡等)が有形民俗文化財に、そして無形文化財として「手漉和紙」(保持者長谷川憲人氏)が指定されています。
今回は、上記の文化財およびそれに関連する資料に加え、過去に県指定となった文化財の内、今回指定された文化財に関わる資料も展示しています。
また無形文化財「手漉和紙」に関連する資料として、和紙の原料となる楮や雁皮、三椏、そして実際に漉かれた和紙を触れるコーナーも設置しています。
会期は11月17日(日)までです。その間、記念講演会(10月14日と27日)や展示解説、11月9日には長谷川憲人氏を講師としてお招きし、ワークショップを開催するなど、関連イベントも実施いたします。この機会にぜひやまびこ館まで足をお運び下さい。