先週の22日より、特別展「因幡と朝廷」展が開幕しました。
今回は、平安時代を中心にした展覧会で、古代から地方行政を統括していた国司について紹介しています。
平安時代の日記や法令集が中心ですが、貴重な資料の数々を展示しています。
今回の目玉資料は、国宝・世界の記憶に指定されている、御堂関白記(11/7~)と東寺百合文書(現在公開中、11/15~桐箱の展示)です。
どちらも鳥取ではなかなか展示されない資料ですので、是非ご覧下さい。
更に、京都御所の調度品も展示中。こちらは、京都御所の一般参賀のルート上、絶対に見えない場所にありますので、必見です。
下の写真は、年中行事障子で、こちらは江戸時代に書かれたものです。こちらは参観ルートにありますが、現在公開されているのは昭和に入ってから筆者された書写本です。
「因幡と朝廷」展は、12月11日まで開催中です。
途中、何回か展示替えも行いますので、是非お越し下さい!
(平右少丞)