長通寺

長通寺

長通寺は岡益の石堂のふもとにある寺で、明治~昭和期の画家 八百谷冷泉(やおたにれいせん)の襖絵のある寺として知られています。長通寺では、冬の日本海を描いた「大波涛」をはじめ、八百谷冷泉の描いた多くの絵を見ることができます。

休業日および拝観料につきましては、長通寺にお尋ねください。電話番号(0857-24-7755)

 

八百谷冷泉(1887年~1959年)

鳥取市職人町生まれ。画家を志し、京都に出て丸山春挙に師事しながら丸山応挙の写生風に近代画風を取り入れた独特の画風を生み出しました。

1944年(昭和19年)戦時疎開により郷土に帰り、翌年から長通寺に約10年間滞在し、その間に襖16枚に描かれた大作「大波涛」など数多くの作品を描きました。

鳥取文化財協事理事、鳥取県展、市展審査委員。晩年は大阪府箕面市に移住。