鳥取城は、山名氏が守護所を久松山に築いたことに始まり、戦国時代には「天正9年の鳥取城攻め」の舞台にもなったお城です。江戸時代には鳥取藩32万石の中心となり、二ノ丸や三ノ丸などに多くの建物がありました。現在、当時の建物はほとんど残っていませんが、立派な石垣が当時の鳥取城の威容を伝えています。
鳥取城は、戦国時代末期から明治初年までの遺構が残っており、「お城の博物館」とも呼ばれています。今回の「鳥取城を歩く」では、鳥取城跡・仁風閣展示館をスタートし、右膳ノ丸から二ノ丸、天球丸を通って宝隆院庭園・仁風閣へ、そして最後に鳥取市が再建した擬宝珠橋・大手門でフィニッシュするルートを進みます。その途中には鳥取城や池田家、あるいは鳥取藩などを知る上で重要なポイントが数多くあります。今回はそうした場所をめぐりながら鳥取城を歩きます。小中学生とその保護者の方が参加対象となります。ぜひ皆で鳥取城を探検しましょう♪