2020.2.24

出張

先日、来年度展覧会の準備で岩国に行ってきました。

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錦帯橋は欄干の留め具の塗り直し作業をしていたようで、覆いが掛かっていました。

今回の訪問先は吉川史料館(右側の写真)です。

吉川史料館は、岩国藩主・吉川家が所蔵している宝物を保管、展示している施設です。

鳥取で有名な吉川経家が天正九年の自刃前に書き残した遺言状(の写し)は吉川史料館に保管されています。

それ以外にも、吉川家当主の甲冑や洛中洛外図屏風や源氏物語図屏風などの美術品、重要文化財の吉川家文書や吾妻鏡、国宝・狐ヶ崎の太刀など、中世の歴史を語る上で重要な資料が多数保管されています。狐ヶ崎の太刀は毎年秋頃に公開されており、多くの刀剣ファンの方々がこれを見るために岩国に訪れるそうです。

 

当館では、来年度の初めに、岩国市との姉妹都市提携25周年ということで、吉川史料館の収蔵資料をお借りして展覧会を行います。今回の訪問で全て調査は終了し、あとは開幕に向けて準備を進めていくばかりです。

4月早々にはチラシも出来ますので、是非チェックしてください!

 

一方、現在、鳥取市佐治町を紹介した展覧会が開催中です。

佐治町にある鳥取市佐治歴史民俗資料館の収蔵資料を中心に展示しています。

こちらも是非お越し下さい!

●佐治の名品展示チラシポスターol