本日から、今週末開幕の「とっとりのお宝おひろめ~鳥取県指定文化財展~」の設営作業が始まりました。
毎年、前年度に新たに指定された鳥取県指定保護文化財のおひろめの機会として、鳥取県の文化財課主催で開催しています。
今回は(毎回ですが)、木札や仏画、林業道具、無形文化財の保持者の方の作品など、様々な文化財が展示されます。主君とそれに従う在地領主間の関係性が見えてくるようで面白い資料だと思います。
個人的にイチオシは「小鴨元清家臣連署起請文木札」です。合戦の見継ぎと、助け合い(どちらかというと仲間を見捨てて逃げないという意味合いの方が強そうですが・・・)を誓ったもののようです。
起請札の実物を見るのは初めてなので、楽しみです。
さて、今日から特別展示室では、展示の設営作業が始まりました。
美術品の取扱専門の作業員の方と、鳥取県文化財課の方、当館職員で資料を並べて、パネルを掲示して、など、展示室の準備を進めています。
是非、お越し下さい!