今年は明治維新から150年の記念すべき年です。
NHKで明治の英雄のドラマをしており、各地で色々な展覧会やイベントを行っています。
当館でも、9月29日(土)~11月11日(日)の期間、「鳥取の明治維新」という展覧会を
開催します。
明治といえば文明開化という言葉が思い浮かびます。西洋の文明が入ってきて、制度や習慣が大きく変化しました。憲法をはじめ、様々な法律が制定され、政治制度や行政のしくみも変わりました。人々の生活においても、洋装や洋食が流行るなど、それまでの時代とは大きく変わり、近代、現代日本の礎を築いた時代だといえます。江戸時代は265年間続いたそうですが、そう考えると明治維新から現代までに至る150年間で、めまぐるしく文明が発達してきたのだと感じます。
明治維新150年という節目の年に、奇しくも、平成という時代が終わろうとしています。
革新的な技術が開発されていく中、これからの新しい時代がどうなっていくのか。そういったことを考えるうえで、今の日本を創った明治という時代についてみつめてみてはいかがでしょう。
開催期間中は、講演会などいろいろなイベントを予定しています。
※詳しくは下記チラシ参照
ぜひ、この機会に当館へお越しください。
鳥取の明治といえば、仁風閣があります。
明治40年、時の皇太子殿下(のちの大正天皇)が鳥取を訪れたときの宿舎として建てられた明治時代らしい洋風建築で、設計は迎賓館などをてがけた片山東熊によるものす。ぜひ、そちらも明治の風を感じに訪れてみてください。