11月18日(土)~12月3日(日)
パネル展「古代山陰道を行く」【終了しました】
11月18日より、当館エントランスホールにて、古代山陰道の発掘調査の成果を紹介するパネル展を開催します。
鳥取市青谷地域からは、低湿地帯や丘陵部で古代官道がどのように敷設されたかという状況が良く分かる遺跡が次々に発見されています。国内初となる街路樹の発見や、高松塚古墳に次ぐ2例目となる「女人群像図」が描かれた板絵など、大変貴重な遺物も出土しています。
観覧無料ですので、鳥取県が誇る古代道路の発掘調査の成果を、ぜひご覧ください。
また11月25日(土)には、向かいの国府町コミュニティセンターで、発掘調査にあたった鳥取県埋蔵文化財センター主催の特別講演会「古代山陰道とその未来」が開催されます。時間は午後1時30分からで、申し込みは鳥取県のホームページ「とっとり電子申請サービス」から可能です。古代山陰道の発掘調査のすごさを改めて知ることのできる絶好の機会ですので、こちらもぜひご参加ください。下記のリンクより鳥取県のホームページにいけます。
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1335959.htm#itemid1335959
青谷横木遺跡道路1検出状況(北西から)
青谷横木遺跡出土「女人群像図」板絵 赤外線写真 赤外線撮影:奈良文化財研究所
青谷横木遺跡 街路樹樹木根検出状況
街路樹は大伴家持が越中国守であった時に「春の日に 張れる柳を 取り持ちて 見れば都の 大路思ほゆ」(巻19-4142)を詠んでいます。都の大路に柳の街路樹があったことから、柳を見て都を思っている歌ですが、その街路樹が家持ゆかりの因幡地方から見つかっているのも、とても面白い縁です。
開催期間 | 11月18日(土)~12月3日(日) |
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観覧時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
会場 | 鳥取市因幡万葉歴史館 エントランスホール |
料金 | 無料(常設展示観覧の場合は別途必要) |
備考 | - |