どちらの展覧会にも家持の父・旅人が「梅花の宴」で詠んだ歌が取り上げられています。
わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れくるかも
新元号「令和」の典拠となった万葉集「梅花の宴」32首のうちの1首。
なんとも美しい歌です。
2つの展示を通して鑑賞してみるのもおもしろいですよ。
◆12月4日(日)まで
「憶良と家持―ひびきあうふたりの歌心―」企画展示室(要入館料)
「深雪アートフラワー作品展「万葉の草花~春夏秋冬~」」民俗展示室(観覧無料)
◆関連イベント
万葉集講座「山上憶良のうしろ姿―家持の詠作手法―」の申込みも受付中です。
日時:12月10日(土)13:30~15:00
講師:影山尚之さん(武庫川女子大学教授)
会場:国府町コミュニティセンター
定員:40人(要予約)
参加料:無料