個人的な話で恐縮ですが、私には昭和30年代の用瀬の記憶がたくさん残っています。子供の頃、汽車に乗り祖母と一緒に用瀬に行ったこと。駅を降りると、商店がたくさんあって賑わっていたこと。三角神社の縁日、清流や池の鯉、町屋の出格子・箱階段・通り庭。用瀬に縁のあった祖母が「佐治谷話」(今では鳥取市の口承文芸として指定文化財になっている!)をよくしてくれたことなど。
12月15日から企画展「用瀬」が始まります。用瀬の地に根付いてきた固有の歴史・民俗・文化の一端をご覧頂ければ幸いです。
(いずれの写真も用瀬町総合支所蔵)