2017.10.9

「青谷まちあるき」を開催しました!

10月7日(土)に「青谷まちあるき」を開催しました。午前中は曇り空で雨が降っていましたが、開始時間までには見事に晴れてくれました。今回は、開催中の展覧会「夏泊の海女」に合わせて夏泊を訪れました。

コース内容は…青谷浜→夏泊海岸→夏泊神社→助右衛門供養塔→題目塔という順に巡っていきました。 

 

では、出発です!

 

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一つ目の目的地の青谷浜です。鳴り砂の浜であるここでは、キュッキュッと音を鳴らしながら歩いて鳴り砂を体験しました。

 

まちあるき③

続いては「夏泊海岸」です。この海岸では近年まで海女漁が行われていました。沖合には定置網が設置されており、ここで取れた新鮮な魚は夏泊漁港の朝市で販売されます。今回訪れた時には岩場に多くの釣り人の姿も見られました。

 

まちあるき④

まちあるき⑤

こちらは「夏泊神社」です。石工・川六の作品である狛犬や鳥居を拝見しました。

 

まちあるき⑥

まちあるき⑧

夏泊のメインストリートとなる上り坂を進んでいきます。

 

まちあるき⑨

こちらは「助右衛門供養塔」です。

筑前国の漁師であった助右衛門は、朝鮮出兵の際、鹿野城主である亀井茲矩の水先案内人として活躍し、その功績を称えられると夏泊の地に居宅を与えられました。この助右衛門が夏泊の開祖です。さらに、その妻が海女の名手であったことから、夏泊に海女漁が伝えられ、400年以上続いていました。助右衛門とその妻を供養する石塔が墓所の一角にあります。

また、この墓所からの眺めは見晴らしが良くて素晴らしい!

 

まちあるき⑩

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最後の目的地の「題目塔」です。こちらも石工・川六の作品です。その大きさに圧倒されます。

 

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最後に郷土館に戻り、展覧会中の「夏泊の海女」の展示を巡ってきた箇所を思い返しながらご覧いただきました。

 

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天候に恵まれた快晴の中で、青谷の歴史と素晴らしい景色を見ることが出来ました!そして、展覧会「夏泊の海女~女房海士名人之由~」は11月5日(日)まで開催しています。展覧会と合わせて夏泊を巡ってみるのも面白いですよ。