企画展「伊勢型紙の美」の閉幕イベントで、「伊勢うどん　ふるまい」の企画が、積雪91ｃｍという鳥取市街地を見舞った33年ぶりの大雪で中止となりました。皆様には大変ご迷惑をおかけしまし申し訳ありませんでした。

 

 

元は伊勢地方で農民たちに普通に食べられており、江戸時代初期に伊勢神宮の参詣客相手に供されるようになったのが伊勢うどんのルーツだったようです。しかし「伊勢うどん」という呼び名はなく、「なみうどん」や「すうどん」等と呼ばれておりました。永六輔さんが新たに名前を付け、昭和47年に正式に命名されたということです。名前がちゃんとついたのは案外新しいことだったのですね。

 

ところで鳥取市の方々の「伊勢うどん」に対する反応は、「聞いたことがないので食べてみたい。」という方と、「久しぶりに食べたい。うまいんだよね。」という方と、「あれねえ…」と敬遠気味な方がいらっしゃいました。すごく評価が分かれるのにちょっと驚きました。

 

（ＫＩＴ）