現在、鳥取市歴史博物館では、特別展「鳥取藩主池田家の養子たち」を開催中です。
池田家を養子として相続した藩主のうち、3代吉泰・8代斉稷・10代慶行・11代慶栄、そして将軍家から養子に入った斉衆(乙五郎)の墓は、現在、国府町奥谷にある池田家墓所にあります。12代慶徳の墓は、当初、東京の弘福寺にあり、現在は鳥取市立川町の大雲院にあります。
展示会場には、慶徳以外の5名の墓のパネルを展示しています。池田家墓所は近代になっても整備がされ、8代斉稷とその養子・斉衆の墓は、当初、江戸の弘福寺にありましたが、関東大震災の後、昭和5年(1930)に現在の場所に移転改葬されています。
そうした池田家墓所について、10月4日(土)に「見てみよう!歴史の現場」というイベントで、やまびこ館の学芸員が現地で解説を行います。
今回は、池田家墓所の成立や構造に加え、特に養子として池田家に迎えられた人物について重点的に解説します。
現在、絶賛予約受付中です。展示会場へのご来場に加え、こちらのイベントにもぜひご参加ください。