2015年9月12日 初版
【図録】荒木又右衛門と鳥取~伊賀越え仇討始末~
寛永11年(1634)11月7日、渡辺数馬と荒木又右衛門は、伊賀国上野で河合又五郎らを討ち果たして本懐を遂げました。この4年前に岡山で起こった数馬の弟・渡辺源太夫の殺害事件に端を発するこの事件は、数馬と又五郎の個人の仇討ちに留まらず、池田家、安藤家といった、外様大名と幕府旗本を巻き込む大騒動となっています。
本書では、世に言う「鍵屋の辻の決闘(伊賀越え仇討)」を、その背景と共に歴史的に迫りつつ、後に戯作化された荒木又右衛門(唐木政右衞門)の物語や錦絵も紹介します。また又右衛門とともに「三大仇討ち」と称される赤穂浪士や曾我兄弟に関する資料も紹介しています。
刊行日/発行日 | 2015年9月12日 初版 |
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ページ数 | 80頁 |
サイズ | A4判 |
一冊の重さ | 375g |
価格 | 1100円(1,000+税) |
目次 | はじめに 伊賀越え仇討 人物相関図~ 4頁 1 決闘 鍵屋の辻 6頁 2 事件の背景 14頁 3 池田家と荒木家・渡辺(美田)家 28頁 4 描かれる荒木又右衛門 38頁 5 三大仇討 50頁 解説編 64頁 掲載資料一覧 78頁 |
備考 | - |