2016.8.30

夏休み体験学習レポート~かごづくり編~

青谷上寺地遺跡展示館では、7月18日~8月28日の期間、5つの体験学習メニューを週替わりでを開催しています。

最終週の8月23日~28日はかごづくりを実施しました。

かご'

青谷上寺地遺跡では、約2000年前の弥生時代のかごが多数出土しています。

そのかごの編み方に習って、クラフトテープで小さなかごを編んでみよう、という体験です。

この「かごづくり」は5つの体験学習メニューの中で最も難易度の高いものです。

上手にできるかな~?

 

まずはかごの「底部」を編みます。

太いクラフトテープをならべて…

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細い2色のクラフトテープをよじりながら編みこんでいきます。

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この太いクラフトテープが2本ずつ互い違いになっているのが、「網代(あじろ)編み」という編み方です。

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細い2色のクラフトテープをよじっているのは、「ヨコ添えもじり編み」という編み方です。

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底部を編み終えたら、太いクラフトテープを折って立ち上げます。

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今度はかごの胴体、「体部」を編んでいきます。

中くらいの太さのクラフトテープを、底部を編んでいた細い2色のテープのもじり編みで固定しながら、巻付けていきます。

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どんどん編んでいきます。

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みなさん、最初はぎこちない動きでしたが、慣れるとスピードが上がって、まるで弥生のかご編み職人のよう!

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5~6段くらい編んだら、「縁仕舞(ふちじまい)」をします。

横に巻いていたテープの端を下の段に入れ込んで仕舞います。

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縁の芯となるテープを巻付け、太いテープを外側に折ります。

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ハサミでカットし、横に巻いたテープの中に入れ込んで仕舞います。

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このかごづくり、終始、結構力を使うんです…。

中には「肩や背中が痛い」とか「はあ~っ」とため息をつく子も…。

でも苦労して作っただけの成果はあるのではないでしょうか?

 

さあ、全てのテープを仕舞い終えたら完成!!

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かわいいかごができました!

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お疲れ様でした~\(^o^)/