青谷上寺地遺跡展示館では、7月18日~8月28日の期間、5つの体験学習メニューを週替わりでを開催しています。
最終週の8月23日~28日はかごづくりを実施しました。
青谷上寺地遺跡では、約2000年前の弥生時代のかごが多数出土しています。
そのかごの編み方に習って、クラフトテープで小さなかごを編んでみよう、という体験です。
この「かごづくり」は5つの体験学習メニューの中で最も難易度の高いものです。
上手にできるかな~?
まずはかごの「底部」を編みます。
太いクラフトテープをならべて…
細い2色のクラフトテープをよじりながら編みこんでいきます。
この太いクラフトテープが2本ずつ互い違いになっているのが、「網代(あじろ)編み」という編み方です。
細い2色のクラフトテープをよじっているのは、「ヨコ添えもじり編み」という編み方です。
底部を編み終えたら、太いクラフトテープを折って立ち上げます。
今度はかごの胴体、「体部」を編んでいきます。
中くらいの太さのクラフトテープを、底部を編んでいた細い2色のテープのもじり編みで固定しながら、巻付けていきます。
どんどん編んでいきます。
みなさん、最初はぎこちない動きでしたが、慣れるとスピードが上がって、まるで弥生のかご編み職人のよう!
5~6段くらい編んだら、「縁仕舞(ふちじまい)」をします。
横に巻いていたテープの端を下の段に入れ込んで仕舞います。
縁の芯となるテープを巻付け、太いテープを外側に折ります。
ハサミでカットし、横に巻いたテープの中に入れ込んで仕舞います。
このかごづくり、終始、結構力を使うんです…。
中には「肩や背中が痛い」とか「はあ~っ」とため息をつく子も…。
でも苦労して作っただけの成果はあるのではないでしょうか?
さあ、全てのテープを仕舞い終えたら完成!!
かわいいかごができました!
お疲れ様でした~\(^o^)/