2016.6.11

6月になりました

6月になり、いよいよ、梅雨入りが近づいてきました。

 

2016年も半分ほど過ぎました。半年前は担当の展示まであと10ヶ月だ~、と気楽に構えていたのですが、気が付くと、あと5ヶ月。半年すら切っています・・・。

 

そんなこんなで、色々切羽詰まってきています。

先日まで、展示準備で東京に出張に行っていました。

今回資料閲覧した訪問先の一つが宮内庁書陵部。ここは皇室関係の文書や資料を膨大に収蔵しており、それら収蔵資料を中心に、調査・研究を進めているところです。

また、ここは閲覧室を設けており、事前申請をすると、基本的に誰でも閲覧をする事が出来ます。

場所は東西線の竹橋駅で下りて、皇居の東御苑の中にあり、北詰橋門から入ります。一応皇居の中に入ると言う事で、入口には警察(皇宮警察)の方が警備をしており、入場(?)手続きをして敷地内に入ります。

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皇居のお堀には白鳥?が優雅に泳いでいました。

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ここには、鳥取では知る人ぞ知る、「時範記」という資料があります。「時範記」は平安時代後期に因幡守となった平時範の日記で、因幡守として因幡国(現・鳥取県東部地域)にやってきた時のことが書かれています。

現在は時範自身が書いたものは残っていませんが、宮内庁書陵部には鎌倉時代に写された写本が収蔵されています。10月の展覧会では、これをお借りする予定ですので、是非見に来て下さい。

(平右少丞)