2016.8.14

夏休み体験学習レポート~土笛づくり編~

青谷上寺地遺跡展示館では、7月18日~8月28日の期間、5つの体験学習メニューを週替わりでを開催しています。

8月9日~14日は土笛づくりを実施しました。

 

青谷上寺地遺跡で出土した、古代の楽器「土笛」を作る体験です。

 

まず、粘土を丸めて卵のような形をつくり、息を吹き込む「吹き口」となる穴をあけます。

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次に、指で押さえる穴を開けます。自分の指の大きさに合うように、指を当てて場所を決めます。

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穴を開けたら今度は、糸を使って、真っ二つに切ります。えいっ!

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中身をくり抜くための目安となる線を描きます。

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少しずつ、粘土を掻き出して、お椀のような形にします。

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縁に浅く溝を入れ、接着しやすくします。

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接着面に水でのばして糊(のり)のようにした粘土を塗ります。

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2つのお椀をくっつけて、外側からも隙間を埋めるように粘土を塗りこみます。

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細かなヒビやシワを水で延ばしたら成型完了。

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あとはおうちで5日程度乾かして、オーブンで焼き上げたら完成です。いい音が出せるといいですね♪

土笛'