青谷上寺地遺跡展示館では、7月18日~8月28日の期間、5つの体験学習メニューを週替わりでを開催しています。
8月9日~14日は土笛づくりを実施しました。
青谷上寺地遺跡で出土した、古代の楽器「土笛」を作る体験です。
まず、粘土を丸めて卵のような形をつくり、息を吹き込む「吹き口」となる穴をあけます。
次に、指で押さえる穴を開けます。自分の指の大きさに合うように、指を当てて場所を決めます。
穴を開けたら今度は、糸を使って、真っ二つに切ります。えいっ!
中身をくり抜くための目安となる線を描きます。
少しずつ、粘土を掻き出して、お椀のような形にします。
縁に浅く溝を入れ、接着しやすくします。
接着面に水でのばして糊(のり)のようにした粘土を塗ります。
2つのお椀をくっつけて、外側からも隙間を埋めるように粘土を塗りこみます。
細かなヒビやシワを水で延ばしたら成型完了。
あとはおうちで5日程度乾かして、オーブンで焼き上げたら完成です。いい音が出せるといいですね♪